会長挨拶

令和7年度スローガン

なかのいいかい

 令和7年度、信州中野商工会議所青年部の会長を務めさせていただきます山本浩二です。平素より青年部活動への温かいご支援、ご協力を賜り、心より御礼申し上げます。

 今年度のスローガンは「なかのいいかい」。この言葉には、青年部が本当の意味で“仲の良い会”となり、一年を通してメンバー同士が自然につながり、支え合い、笑い合える関係を育てていきたいという想いを込めました。またこのスローガンは、あえてすべて“ひらがな”で表しています。それは、誰もが気負わず関われる、あたたかく親しみやすい雰囲気を大切にしたいからです。仲間と笑い合い、語り合い、ときには本音でぶつかる。会議や事業だけでなく、飲みに行ったり、旅行に出かけたり、たわいもない事で盛り上がったり。そんな時間の中で「また明日から頑張ろう」と思える。青年部が、そんな人生の背中をそっと押してくれるような場所であってほしいと願っています。

 私は中野市で生まれ育ち、今もこのまちで暮らしています。地域の方々に支えていただき、今の自分があります。だからこそ、今度は自分が地域に恩返しをしたい。その気持ちを胸に、今年度の会長という役をお引き受けしました。

 現在の中野市は、人口減少・人手不足・後継者不足など、さまざまな課題を抱えています。しかしそれを「誰かがなんとかしてくれる」と他人任せにせず、私たち自身が“当事者”として地域に向き合うことが求められています。だからこそ、まずは自分たちが元気に、前向きに。困難に立ち向かう意思を持ち、仲間と共に汗をかきながら、「わけしょ元気出していきましょう!」

 青年部には、多様な個性や価値観を持つメンバーが集まっています。その“違い”こそが、地域の未来をつくるエネルギーです。お互いを尊重し合い、自由に意見を交わし、信頼し合える関係を築く。そんな雰囲気を、今年一年かけて育てていきたいと考えています。

そして、令和8年度には、青年部創立60周年という大きな節目を迎えます。その周年を仲間と共に成功させるためにも、本年度をしっかり充実させ、次代へとつながる一年にしたいと思います。

一年間、皆さまのご理解とご協力を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。

タイトルとURLをコピーしました